認知症の発見・診断・改善
認知症の中でも、レビー小体型認知症は、アルツハイマー型認知症と比較して、前駆症状がみられることが特徴的で、繰り返し転倒することが報告されている。現在、転倒を抑える有効な手立てはないとされているが、歩行解析を用いた診断による早期発見や、介入による歩行・バランス機能の向上が期待される。本研究では、レビー小体型認知症を歩行解析によって特定することを目標とし、さらには様々な介入方法を用いて、歩行やバランス能力の改善策を模索する。特に注目するべき点は、複数の歩行サイクルにおける変動性である。レビー小体が脳幹に出現するのがパーキンソン病である。そのことから、レビー小体型認知症においても、パーキンソン症状と同様に、一定した歩行パターンを維持する能力に悪影響を及ぼし、転倒リスクを上昇させるのではないかと仮定した。
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