膝の痛みを予防する膝サポーター（ブレイス）の開発

理想的ではない歩行パターンを続けていると、足が地面に着地した際の衝撃が膝に伝わり、軟骨を摩耗させ、骨どうしが物理的に接触し、微小骨折を生じることから、膝関節炎を発症するリスクが高まる。これを避ける手段として、エネルギー保存の法則に則り、膝のブレイスを活用して、衝撃を他のエネルギーに変換する方法が考えられる。また、正しい膝のアライメントを維持する歩行矯正機能を持たせることも有効である。国内では、２０００万人が変形性膝関節炎を有すると言われている。こうした膝ブレイスを提供することは社会的にも大きな意義がある。